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海のミルクの形容のとおり滋養に富みミネラルを多く含む。日本の出荷量の半分を占める広島の海では、海面いたるところ養殖用のイカダが。ホタテの貝殻に穴をあけ、ネックレスのように長くヒモに通し海中に吊り下げておくと、幼生の牡蠣(つまりベイビー・オイスターちゃんたち)が水中を泳いできて「ぼく、ここに住みまちゅ!」という感じで貝にくっつき、そのまま大きく育ったものを引き上げて収穫する。「生食用」と「加熱用」があるが、生食用は出荷前に紫外線ライトを照射しながら無菌の真水に数日漬けて内臓の雑菌を除去したもの。加熱用は収穫後すぐにむき身にしてそのままパックしたもの。本来の風味はもちろん後者のほうに多く残っている